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停車場日記

× あけましておめでとう。

2019-01-02 08:07

あけましておめでとうございます。


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それにしても今年のお正月は穏やかです。
昨年の末ごろからコタツの上に山積みにしておいた、
ミステリの新作を、
お酒をちびちびやりながら読んでいる。
紅白も見ないし、恒例のバラエティにも用はない。
TVはほとんど休眠状態。
ただひたすら活字を追っている。
なんて心地よい時間だろう。

「戦士の休息」なんて言葉があるが、
(まあ、わたしが戦士などという資格があるかどうかはさておいて)、
まさしく一時の安らぎ、つかの間の安息なのだ。

だが戦士がそうであるように、
わたしもまたそのうち旅立ちの日を迎えねばならない。
いつものことだがそれは迷いの道をさまよう、
オデッセイの旅だ。

さあ行こう、
どこへ行こう。

目的の地はわかってないが、
それでも行かなければならない。
それこそが生きてる証しだからだ。

だがあと少し休息にひたらせてほしい。
正月という年を新たにするという知恵を考え出したのはだれだろう。
それがだれであろうと、あなたに感謝する。
たっぷりの休息が明日に向かうエネルギーを醸成してくれるのだ。

あと10分、いや20分、
この快感に身をゆだねさせてくれ。

いずれは慌ただしい世間というやつに帰っていくのだから。
悩みの日々に帰っていくのだから。
そして正直にいえば、
その日が楽しみでもあるのだ。

改めて、
新年あけましておめでとう。

もう少し生きよう。



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× オレたちのてっぺん

2018-12-17 13:35

お疲れさま!
スタッフ、キャストのみなさん、
多かれ少なかれ今回の公演にご尽力いただいた方々、
そして、できればわたしにも(笑)、
ほんとうに、ほんとうに、

お疲れさま!





いつも思うのだが、
芝居づくりは山登りに似ている。
最初は足腰を鍛えることからはじまる。
登山に適したカラダをつくるためだ。
芝居でいえば基本トレーニングにあたる。

そしてふもとに立つ。
見上げてもまだてっぺんは見えていない。
ただぼう漠たるイメージがあるだけだ。
だが一歩、足を進めねばならない。
なぜなら、
先人の言葉を借りれば、
「そこに山があるから」だ。

登りはじめれば、
その先々には渓流があり、
谷があり、沢があり、滝がある。
ときには絶壁に出くわすこともある。
なにしろすべては初めての道だ。
なにが待ってるかはわからない。

台本というマップはあるにはあるが、
それをどう読み取るかは個々人の登山者にゆだねられる。
演出というガイドはいても、
その道が正解であるかどうかはガイドにもわかっていない。
毎回が違う山だもの、
正しい道などありはしないのだ。
わかっていることはただひとつ。
上へ上へと登っていけば
いずれ山頂にたどり着く(だろう)ということだけだ。

山の天候は変わりやすい。
霧に立ちつくすこともあれば、
雨に降り込められることもある。
だが、一歩だ。
その一歩が頂上へ導くだろうということだけを信じて足を動かすだけだ。
近道などありはしないのだ。

そしてようやくてっぺんにたどり着く。
本番。
それがどれほどの高さなのかはお客さまの判定次第だ。
ただわたしたちに感じられるのは、
登りきったという達成感と、
頭上に広がる青々たる空なのだ。
そしてその空の下で深呼吸をする。
それだけがわたしたちに与えられるご褒美なのだ。

わたしたちは確かに空を見た。
その空はわたしたちだけの空だった。
それはてっぺんに登った者たちだけが見上げることのできる、
だれも見たことのない「青」だ。

さあキミたちよ。
その「青」を見たかい?
人生の途上で、
自分たちだけの「青」に出会う。

そこが舞台だ。





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× ショー・マスト・ゴー・オン

2018-11-30 01:15

いよいよ明日は劇場(ハコ)入りである。
いつものことながら気分が高ぶっている。
興奮と期待、やることはやったという満足感。
そして、わずかな不安。
年に一度の自分たちの手ででつくった祭り。
それをお客さまがたと一緒に楽しむ。
最高に楽しい時間を共有するのだ。
こんなにファンタスティックなことはない。





わたしは人生のおおよそ大半を劇場とともに歩んできた。
劇場はわたしにとって崇高な聖地であり、
最高に楽しいワンダーランドなのだ。
おそらく芝居屋にとって誰しもがそうであろう。
わたしたちアマチュア劇団にとってはさらにそうだ。
劇場こそ頂の到達点であり、ようやくたどり着いた楽園なのだ。

わたしに「劇場」という遊び場を教えてくれたのは、
「演劇実験室・天井桟敷」の寺山修司という天才と、
「東京キッドブラザース」の東由多加という友人であった。
過去形で書いたのは、
ふたりとも故人であるからだ。

このふたりに出会わなければ、
たぶんわたしはさして面白くもない、人並みの人生を送っていただろう。

人並み、か。
もう一度生きなおすにしろ、そんな人生はまっぴらだ。
つまんねえ生き方だったろうよ。
たとえ地道に生きて巨万の富を得ようと、
そんな生き方はしたくねえ。
楽しく、面白く生きるのが、最高の人生の送り方だ。

だからいつも、わたしの作品は、そのおふたり、
寺山さんと東さんへのわたしなりの「献辞」なのだ。
今年はこんな作品をつくってみました。どうですか?
いつも、そう問いかけている。

劇場がわたしにとって「聖なる場所」というのは、
そういう意味に置いてだ。

そして、何ヶ月もにわたって共に稽古してきた俳優たち、
運営を支えてくれたスタッフの人たち。
劇場はその稔りの地であり、
刈り取りのフェスティバルの場所なのだ。

うんと楽しもう。
そしてうんと楽しんでもらおう。

ショー・マスト・ゴー・オン。
ショーほど素敵な商売はない!




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× キャストたち/けんご

2018-11-26 15:15

4年ほど前(だったと思うが、違うか?)
「ムサシ!」でデビュー。
以来、センターをつとめる。
いまや劇団を背負って立つ存在である。
というと、いかにも優等生のようだが、
これがまた、やんちゃなやつでね。
気分屋だし、すぐフテるし、困ったやつなんだ。





今回はなおさんとのW主役で、弟分のカツジを演じる。
軽薄で、惚れっぽくて、お調子者。
まあどことなく、実際のけんごとよく似てる。
(というと、そりゃあないっしょ、とまたフテるかな・笑)

主としてコメディの部分を演じるのだが、
これには確かな「芸」が必要だ。
なによりも軽さが大事になる。
当初はなかなかこれがうまくいかず、
けんごも苦戦している様子だったが、
昨夜、通し稽古をしてみて、
「ほう」と驚くような演技を見せた。

稽古の帰り際、
たえに「ようやくモノになったな」というと、
たえも「うん、あれならイケる」と太鼓判を押した。
これまでの作品でもいい芝居を見せてくれてはいたが、
今回の作品ではワンステップのぼった感じだ。

役者にはみな、
内側に「可能性」というつぼみを持っている。
それが、ある瞬間、パカッと花を開かせる。
それこそが演じるという醍醐味であり、
演出家にとっても心地よい瞬間になる。

けんごは今回も座長を兼任する。
だが、けんごよ。
座長というのはアニキ分になるということとは違うのだ。
大所高所から大局を判断する「親」であらねばならぬ。

リーダーになれる器だと思ってる。
もっと「大きく」なれ。




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× キャストたち/アキナ

2018-11-23 04:52

えくぼのカワイイ美少女である。
鳥取の生まれなのかというと「島根です!」と怒られる。
んー、わからん。
どっちでもいいじゃん。
漢字も似てるし「鳥取と島根とどう違うんじゃー!」
アキナ「島根には出雲大社があります!」
うーーーーん、微妙じゃのう。


あきな


アキナの持ってる大きな個性、パーソナリティは、
ヴァージニティ(処女性)にある。
純粋で、清楚で、それでいて頑固な信念だ。
それは彼女によく似合う。

だが、(はい、本音をいいます)、アキナには演技力が足りなかった。
せっかくのヒロインなのにそれは致命傷だ!
と、最近までは思ってきた。
個性だけではなんともならんのか、
と思っていたら、
最近メキメキと存在感を表してきた。

上手くなった、たしかに上手くなった。
だが、まだ足りない。
それが率直な10日前の彼女だ。

でもアキナはきっと舞台上では見事な美少女ぶりを見せてくれるはずだ。
その全身を覆っている殻を破って美しい蝶になって羽ばたくはずだ。
いま彼女はその瀬戸際に立って、
大空に舞おうとしている。

10日間、
十分な時間じゃないか。
いまだ、飛べ飛べ、鳥取の美少女よ。

えっ、島根か。
知らんがな、地理には疎いねん、ワシ。




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