FC2ブログ

停車場日記

× マックという風景

2015-01-09 03:09

マックからいろんなものが出てきて連日大変なことになっている。
ビニールやらプラスチックのかけらやら、はては人間の歯まで。
もう次々出てくるので、最後にはなにが飛び出すのか期待は高まるばかり。
「もしかしたらマックのなかからもう1コマックが出てくる」という
オチかもしれんというのがチマタのうわさである。
じっさいマギー司郎のところには、
「そういうネタを考えてほしい」という依頼があったらしい。
「依頼主は明かせない」とマギーは語った(「週刊女性」より)。
                    *
また次回、異物を発見した人には、なんと!
地中海一周豪華クルーズの旅が景品として用意されているとか。
ただし朝昼晩毎食マックなので当選者が名乗り出るのをチューチョしているとのこと。
たしか床屋で読んだ「女性セブン」の記事だったと思う。(確かめてみ)
  
 


                       
preview[1]


わたしの記憶では、
ハンバーガーはもっとも遅れて日本に上陸した「アメリカ」であった。
ブルージーンズ、コカコーラ、ロックンロール、アメ車……。
1960年代にはおおよそのアメリカ文化が日本に入ってきていたが、
ハンバーガーはまだだった(記憶だからねアイマイ、でもわたし的にはそういう印象だった)。
                      *
なぜそんなことがいえるかというと、
当時上演したミュージカルのなかで、
「夢見るアメリカ」を語るシーンで、
「ドライブインシアターでハンバーガー食ってさ」なんてセリフがあったとき、
「ねえ、だれかハンバーガーって食べたやついる?」との問いに、
「ううん」
「いや、ないなあ」
「ぜんぜん」などなど、
だーれも食べてなかったからだ。(断っておくが東京でのハナシだよ)
                      *
それが70年代になると、これが一気に広まった。
わたしの所属していた劇団は渋谷に本拠があったが、
その近くにマクドナルドの何号店かがオープンした。
朝練のとき劇団員のひとりが「オレ、食ったぁ」と自慢げに入ってきた。
え、なにを?
ハンバーガーーーーーーーーー!
えええええええ、と次々と役者が飛び出してゆき、
稽古が4時間ほど遅れて演出家の激怒をかった。
その演出家も「オレにも買ってこい!」と助手にそっとつぶやいた。
                       *
で、どうだったかというと、
うまかったんだなあ、これが。
たしかなにもトッピングしない「並」のハンバーガーが100円しなかったと思う。
80円とか90円とかそれくらいだった。
それで「肉が入ってんだぜ、肉が」というビンボー人を刺激する殺し文句もあった。
アメリカで、おしゃれで、肉!
たしかにわたしら世代にとってはマクドナルドは輝かしい存在であった。
                       *
だがいまやマックはどこにでもある、ありふれたファストフード店のひとつにすぎない。
肉に飢える世代もいなくなった。
ジマンじゃないがわたしだってときどきはシャブシャブさえ食べる(あ、並でいいです)。
だからマックがどうだったっていい。
どうなろうとしったこっちゃない。
                       *
というか、今回の異物混入事件で、
あらためて「あ、マックってあったんだっけ」と思った次第だ。
「特別なもの」が「風景」になってしまう。
時代の流れってそんなもんだ。
                       *
明日、(何年ぶりかで)行ってみようかな、マック。(ウエ  




人気ブログランキングへ




 
スポンサーサイト
  1. 銀次日記
  2. TB(0)
  3. CM(0)
××××××××××××××××××××××××××××××

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

× プロフィール

銀河鉄道

Author:銀河鉄道
FC2ブログへようこそ!

× 検索フォーム

× ブロとも申請フォーム

× QRコード

QR