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停車場日記

× まれ、じゃねえってばよ

2015-04-16 04:23

世界のあちこちで飛行機はトラブるわ、
isisは世界秩序をカオス化してるわ、
沖縄の知事が難癖つけて辺野古移転を認めんといいだすわ、
とにかくこの緊迫下にある状況のなかで、
こんなノンキなことを書いていいのかと思わぬでもないが。
                      *
NHK朝ドラの「まれ」がつまらんのです。
                      




朝ドラの1ジャンルとして「なりたいものになる」という鉄板の分野がある。
ある意味王道、夢、努力、成功という黄金のトライアングル(なんじゃそれ?)。
思いつくままに書き出してみても、
「梅ちゃん先生」なら女医、
「ちゅらさん」なら看護婦、
「花子とアン」なら翻訳家、
名作「カーネーション」ではデザイナーだし、
男版として「マッサン」があったりする。
                            *
この「まれ」もやがてパティシエになっていくというのは、
別にネタばれではない、
最初からそういう物語だと紹介されていた。
                             *
冒頭まれ(少女時代)は、
「人生に夢なんか持ってはイケナイ、
マジメにコツコツと世渡りするべきだ」と宣言する。
親父(大泉洋・いつものクサい演技。おめえ竹中直人めざしてるだろ)
の「楽して儲けよう」という思想へのアンチテーゼだ。
それを主人公・まれの根本思想だとするなら、
ドラマは作りずらかろうな。
なにか「やりたいこと」を見つけるたびに、
「いいんだろうか、こんなことをやってて。もっとコツコツと……」
とウジウジ内省されてもなあ。
盛り上がらんだろなあ。
                            *
案の定、現在2週と半分まできて思うのは、
ウゼえ、めんどくせえ、つまんねえの「3え」だ。
いましもまれは公務員試験を受けようかどうかと悩んでる。
受けりゃあいいじゃん、よっぽどだったらそこから転職しろよ!
                             *
だいたいからしていまどき菓子職人になるなんて敷居低すぎ。
女性デザイナーのいない時代にその道を志すBy「カーネーション」。
男性社会の落語界でオンナ噺家をめざすBy「ちりとてちん」。
極貧の農民の子から翻訳家になるまで描くBy「花子とアン」などに比べれば、
菓子職人なんてハナッから「じつに堅実で、また現実的な<夢>」だろうし。
ま、スキマ社会人みたいなものだ。
わたしの知り合いにもいるもん。何人か。
それを夢だといわれてもなあ。
                           *
極論すれば、現代とは「なんにでもなれる」時代なのだ。
むろん才能や修業はいるだろう。
だが名刺さえ刷ればその日からキミはその職業なのだ。
わたしも同様、一等さいしょ「コピーライター」の肩書きを入れた名刺をつくって、
そこから現在までそれで食ってんだもの。
だいいち、逃げ道が多いというのも、現代ならではである。
                            *
そういう時代を逆手にとって、
現代の青春を微妙にズラしつつ、ユラしつつ、
切ないも、苦しいも、むろん楽しいもすべてを人生のユートピアとして描いたのが、
宮藤官九郎の「あまちゃん」である。
テンポのよさ、キャラのすばらしさ、そしてくっだらねえギャグ(むろん褒め言葉)。
すべてがキマッてた。
三陸沖地震で登場人物にだれひとり死者を出さなかったこと。
(それまでサスペンスフルに持っていって、こうだという結論)
まさにお見事というしかない。
                             *
朝ドラにとって「地方」というのも大きな要素だ。
「あまちゃん」の三陸の漁村に対して、
「まれ」では能登だ。
どっちに住みたいかといわれれば、
そんなもん答えは決まっている。
                             *
まあ当然のことながらまれはパティシエの道に進むのだろう。
そしてライバル(お蝶夫人タイプ希望)とどうたらなって、
日本一だとかになって、
でもけっきょく能登で小さなケーキ屋さんをひらくのでした。
うわー、つまんねえ。
たのむこの予想を裏切ってくれ。
                               *
それにしても母親役の常磐貴子、あれいるか?
これまでなーんもしないんだもの。
ま、そのうちするんだけどさ。
いまんトコじゃま。(ウエ  
 



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