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停車場日記

× 役者列伝/とっくんの巻

2017-10-17 11:41

とっくんほど善良な人を他にはしらない。
穏やかで、もの静かで、
いつも稽古場の隅でニコニコ笑っている。
怒ったところなど見たことないし、
想像もできない。
まさに善(よ)き人、とっくんである。
みんなとっくんが大好きだ。

だが芝居となると、
けっこう悪役が多かったりする。
山賊の用心棒だったり、
ぶっんでる刑事だったり、激しい役が多い。
そして、それぞれに迫力がある。
なぜなんだろうね。





今回は主人公の親友を演じる。
またしても暴力組織の幹部というワルなのだが、
そのなかでも一途で、信念に忠実な、
いわば正統派という役どころだ。
(これを洋画などではホワイトという)。

これがとっくんにはピッタリなのだ。
彼の持ち前の善良さと、
ワルながらある種の信義を持っているというキャラがピタリと当てはまる。

クライマックスのシーンでは、
主人公を圧倒する迫力を見せなければならないのだが、
このあたりもいい具合に仕上がっている。

善良な人間が反社会的な人物像を演じるということは、
ある意味、自己から解放されるということだが、
芝居のなかのとっくんのなんと生き生きしてることか。

いくら善良ななる人、とっくんでも、
実人生では鬱屈もあるだろう。
それを解き放つのが「舞台」である。

そこでは実人生では味わえぬ開放感があるだろう。
それがとっくんの生きるエネルギーとなることなることを願ってやまなない。

だって、わたしだけではなく、
劇団員みんながとっくんのファンだもの。









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